たまこまーけっと 第1話 「あの娘はかわいいもち屋の娘」 感想

けいおん！だと思ったらグーグーガンモだった。
餅屋の娘たまこと、ある日花屋で拾った喋る鳥が商店街を舞台に繰り広げるほのぼのコメディになるのかなこれは。
監督：山田尚子、シリーズ構成：吉田玲子、キャラデザ：堀口悠紀子は、けいおん！のスタッフそのまんま。なのでビジュアル的にはほぼけいおん！。ただしオリジナルとなるそのストーリーは今までの京アニ作品の中でも全年齢向けをかなり意識していると思われる。これは京アニのCMなんかを見ててもそう思うんだけど、京アニはTVアニメの中でジブリ的な立ち位置を目指しているのではなかろうか。実際にこれを夕方や日曜朝に放送して子供に見せても結構受けが良さそうな気がする。
ただ、そう言いつつもたまこや、あんこの可愛さを表現する描写に抜かりは無く、萌え目当ての今までの視聴者を失望させることも無いし、作画・演出的にも無視できない作品になっているのは流石。
このままほのぼのコメディで終わるのかはまだわからないが、京アニがどこに向かっているのかを見極めるためにも注目の作品となりそう。