〈物語〉シリーズ セカンドシーズン 「囮物語なでこメドゥーサ 其ノ肆」 感想

なでこメドゥーサ最終話。正にラスボスは撫子だった。
今までのシリーズは全て先に原作を読んでたのですが、なでこメドゥーサについては未読のままアニメを観てたので普通に驚いてしまったなあ。なんだかんで元の鞘に収まるのかと思ってたが、ここまで拗れた事になってしまうとは・・。
そういや原作が発売された当時は賛否両論で荒れてた記憶があるんだけど、
なるほどそういうことだったのかと合点がいきました。
いやでも自分は凄く面白かったですね。俄然続きが気になってきましたよ。
勿論撫子というキャラクタが180度変わってしまったのでそこに反発を覚える気持ちもわかるんだけど、前のままだと、それこそ可愛くて可愛いだけのキャラで先が無いですからね。ガハラさんに対向するにはそれこそ神にでもならないと駄目なんでしょう。
しかし、半年律儀に待ってくれるというのは常軌を逸してて怖いですね。
今すぐ殺さないと気が済まないってのは頭に血が登ってるだけなんだろうけど、
時間が経って冷静になってなお殺意が薄れないってのはもう本物ですよ。
花澤さんの爽やかで淡々とした語り口にもゾクゾクきました。