新年の挨拶をするつもりがゆゆ式について熱く語ることに(2013年 個人的アニメ10選)

あけましておめでとうございます。
昨年はご愛顧の程、ありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いします。

早速ですが、新年一発目の記事として、昨年書きそびれてしまった2013年アニメの個人的10選(大賞+9選)を書きたいと思います。
※対象基準は2013年に最終回を迎えた作品です。
 なので「キルラキル」や「ガンダムBF」等は対象外としています。

◆大賞
ゆゆ式

ゆゆ式 1 (初回限定版) [Blu-ray]ゆゆ式 2 (ファンイベント先行抽選券封入Blu-ray初回限定版)ゆゆ式 6 (初回限定版) [Blu-ray]
大賞はこれしか無いなと決めてました。
昨年は数は少ないものの「GJ部」→「ゆゆ式」→「きんいろモザイク」→「のんのんびより」と質の高い日常系アニメが一年間続いたのが印象的な年だったのですが、その中でも自分が一番ハマったのがゆゆ式でした。
ゆゆ式と他の日常アニメとで一体何が違うのかと言うのは、正直、観ている間はよく分かってなかったのですが、最近考えて気付いたのは「不安定さの中で保たれる絶妙な人間関係」なのかなと。
そもそも日常系アニメの登場人物として「3人」というのは珍しいんですよね。
多いのはやっぱり「4人」なんですよ。きんいろモザイクにしろ、のんのんびよりにしろメインは4人。何故かと言うとその方がバランスが良いから。
3人はバランスが悪いんですよ。2人がペアになってしまうと1人余ってしまいますからね。
更には、ゆゆ式では人間関係も3人全員が等しい訳じゃないんですよ。
唯と縁は小さい頃からの幼馴染みだけど、ゆずこだけは中学からの友達で微妙に2人の仲に対して埋められない溝を感じてるんですよね。また百合的にはゆずこと縁で唯を取り合うような関係になっているんです。そういった一筋縄ではいかない人間関係でありながら、決してギスギスした空気になる事無く、絶妙な3人の距離感を描き出している所が単純な日常萌えアニメから一歩抜き出た面白さを出している要因なのかなと。
EDの歌詞を引用すると「ありふれた言葉でさえ 優しさ行き交って 絶妙な居場所にしてくれるね」というのがそのままゆゆ式を表しているのかなと思います。
勿論、ゆゆ式の魅力は上記に挙げた内容だけじゃなく、声優さんの自然な演技だとか、素晴らしいフェチ作画だとか、テンポの良い独特の会話だとか書き出したら止まらないくらい色々あるんですが、長くなるのでここでは割愛します。
結局は、ゆゆ式の面白さの前では議論など無意味と知るよね〜という事でまだ観てない人は今すぐ観るように。以上。

◆他9選
翠星のガルガンティア
進撃の巨人
ラブライブ!
のんのんびより
ジョジョの奇妙な冒険
リトルバスターズ!〜Refrain〜
「私がモテないのはお前らが悪い」
げんしけん二代目
はたらく魔王さま

◆10選に入れるか迷ったもの
有頂天家族
きんいろモザイク
ガッチャマンクラウズ
「<物語>シリーズ セカンドシーズン」
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。

大賞以外は逆に悩みまくりでした。
正直、9選に入れたものと入れなかったもので差があるかというと殆ど無く、違う日に選考したら違う結果になってもおかしくないくらいの差です。
まあそれだけ昨年は面白い作品がたくさんあったという事ですね。
今年も昨年以上に面白い作品に出会えることを期待したいです。