映画 「カラフル」 感想

カラフル [DVD]
【あらすじ】
突然現れて当選を告げる天使の計らいで、死んだはずの“ぼく”の魂は、自殺してしまった少年・真の体に“ホームステイ”をすることに。現世に戻る再挑戦のため、真としての生活を始めた“ぼく”は、やがて真が自ら死を選んだ理由を知る。そんな中、“ぼく”は現世に戻る再挑戦をすることの本当の意味を考え始めるが……。
-Yahoo映画 あらすじより-

【感想:ネタバレ注意】
全体的には良い作品だとは思うのだけど、最後の方にテーマを台詞で語りすぎてしまったために説教臭くなってしまったのが残念。
この映画のメインターゲットであろう中高生にはあそこまではっきり言わないとわからないと作り手が思っているんだとしたら、さすがにそれは馬鹿にし過ぎだろう。
主人公がどうして他人である母親の不貞にあそこまで厳しくあたるのかがわからず途中イライラしたんだけど、そこは最後でちゃんと解消されて良かった。
中の人としては、宮崎あおいが演じたぼっち女子の演技が上手くて印象に残った。
反面、プラプラの似非関西弁だけはどうにも駄目だったなあ。元々棒読みっぽい声なのだが、喋り慣れてない関西弁で演技が更に拙く感じてしまった・・。