SHIROBAKO 23話「続・ちゃぶだい返し」感想

いま私、少しだけ夢に近づきました！

良かった……。本当に良かった……。
ずかちゃんがキャサリンの妹役に抜擢されるという展開は
色々な感想サイトで予想されていたのでそれ自体に驚きは無かったのですが、
ラストの宮森の涙には思わずこちらまでもらい泣きしてしまった。
あのシーンは表情作画が神がかっていた気がしますね。
台本で顔を隠しながらも溢れる涙を抑えきれない宮森も良かったが
プロとして仕事を全うしながら静かに喜びを噛みしめるずかちゃんの表情も凄く良かった。

これで夢が叶ったではなく少しだけ夢に近づいたという台詞も良いですね。
まだ最初の一歩を踏み出しただけなんだけど、声優という職業は
その一歩を踏み出すのが他に比べてとんでもなく大変だからこそあの涙がある訳で。

思えばずかちゃん以外の4人には、頼れる先輩や師匠が居たり
友達のコネがあったりと多少境遇に恵まれている部分があったけど
ずかちゃんは最初の方にちょっと先輩が出てきたくらいで
殆ど一人孤独に頑張っていたので最後に報われて本当に良かったよ。