【映画】祈りの幕が下りる時【感想】

 

【あらすじ】

東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見される。被害者は滋賀県在住の押谷道子。殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっていた。やがて捜査線上に浮かびあがる美しき舞台演出家・浅居博美(松嶋菜々子)。しかし彼女には確かなアリバイがあり、捜査は進展しない。松宮脩平(溝端淳平)は捜査を進めるうちに、現場の遺留品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。その事実を知った加賀恭一郎(阿部寛)は激しく動揺する。それは失踪した加賀の母に繋がっていた--。加賀恭一郎“最大の謎”がついに明らかに。

 

【感想】

加賀恭一郎シリーズは原作をいくつか読んだことがあるのだが、この話がラストだと知らずに見たのでやけに主人公に縁の深い話だなと驚いた。
トリック部分より動機や心情が重視されるところは好みが分かれそうだが私は好きだ。
諸悪の根源のあの人がどうしてああなったのかはちょっとよく分からなかった。今更罪悪感に潰されるタイプでもないと思うのだが。