2011年アニメアウォーズ!(今年を振り返って)

有り難い事に毎年恒例の企画に今年もお誘い頂いたので
発表も兼ねて今年のアニメを振り返りたいと思います。

対象となるの今年最終回を迎えたアニメ。
Fate/Zero」は分割2クールと考え対象外としています。

発表に移る前に個人的な話をすると、今年は大きな事件として
震災がありましたがプライベートでも体調を崩したり身内に不幸が
あったりとあまり良くないニュースが続いた年でもありました。
精神的にも肉体的にも充実していないと、なかなかアニメを楽しむ
余裕が出てこないもので、観た本数的にはここ5年くらいでは
一番少なかったんじゃないかな。そして暗くて凄惨な物語よりかは
前向きな作品、元気になれる作品に惹かれる傾向があったように思います。

後、ブログの更新がおろそかだったのは反省。
やっぱり文字に起こさないと忘れちゃうんですよね。
いつもならこの企画で選考する際にあれもあった、これもあったと
すぐに候補が思いつくんですが、今年は中々苦労しました。
せめて心に響いた回は短文でも残していかないといかんですね。


◆最優秀作品 
花咲くいろは

◆ベストエピソード大賞
「最終話 花咲くいつか」

PA.WORKSのオリジナル作品が最優秀作品とベストエピソードをダブル受賞。
瞬間的なインパクトで言えば「まどか」や「あの花」の方が強烈だったのですが、
2クールの積み重ねと最終話の完成度でこちらが勝りました。
ジャンルとしては成長物語になると思うのですが、主人公の緒花だけでなく
登場人物全員が少しずつ成長していく過程を描いているのが嬉しかった。
感動にも押し付けがまさしさがなく、緒花達のように自分も頑張ろうと
素直に思うことができる良い作品だったと思います。
作画的にも、田舎を舞台とすることでPA.WORKSの背景美術が最大限に
生かされていたりと、色んな要素が上手く噛み合った作品だったなあ。


◆特別賞 
その他、今年心に残った以下11作品を特別賞としたいと思います。

魔法少女まどか☆マギカ
放浪息子
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
THE IDOLM@STER アイドルマスター
「日常」
うさぎドロップ
輪るピングドラム
UN-GO
WORKING!!
TIGER&BUNNY」
Steins;Gate

今年はオリジナル作品が強い強いと言われてましたが、
それを反映するような結果になったのかな。
この傾向は個人的には歓迎。来年以降も続いていって欲しいですね。


◆キャラ部門(男性)
鏑木・T・虎徹 / TIGER&BUNNY」

おじさん格好良いよおじさん。
ヒーローとしての熱さと年長者ならでは思慮深さを兼ね備えた、
アニメの男主人公では久しぶりに感情移入できるキャラでした。


◆キャラ部門(女性)
天海春香 / アイドルマスター

キャラ的には響が好きなんですが、アイドルが人に元気を与える存在だとするなら春香さんこそが最高のアイドル。765プロがどんな窮地に立たされようと春香さんなら、春香さんならきっとなんとかしてくれる!という安心感が半端無かったですね。
結局、24話でもPの助けを借りることなく自ら立ち直る辺りが春香さんらしかった。
春香さんはアイマスのヒロインじゃないんだ。主人公なんだ。


◆OP部門
「コネクト / 魔法少女まどか☆マギカ

1〜3話までは夢と希望に溢れた魔法少女の歌、
4〜9話は逃れられない運命に翻弄される絶望の歌、
そして10話以降は戦う事を決意した暁美ほむらの歌と
同じOPでも物語の展開に合わせて受ける印象がガラッと
変わったのが面白い仕掛けでした。


◆ED部門
「日常 / zzz」

1期EDですね。OPも本編もハチャメチャな分、しっとりとした
このEDの存在感が際立ってましたね。メロディも美しいけど
絵本の世界のような映像も曲と良くマッチしていて素晴らしかったです。


その他、上でも書いたけど今年は観てない作品が結構有るんですよね。
下の作品は録画はしているものの時間が無かったり、鬱展開っぽくて
敢えて避けてたりしてたのですが、周りでは中々評判が良さそうなので
正月休みを利用して観てみたいと思います。

夏目友人帳 参」
セイクリッドセブン
ましろ色シンフォニー
ちはやふる
神様ドォルズ
「BLOOD C」

それではみなさん今年も残る所あと1日ですがよいお年を!