映画 「ミスティック・リバー」 感想

ミスティック・リバー 特別版 〈2枚組〉 [DVD]
【あらすじ】
ジミー、デイブ、ショーンの3人の少年たちが路上で遊んでいると、警官を装った誘拐犯が現れデイブだけを連れ去り、監禁し陵辱する。それから25年後、ジミー(ショーン・ペン)の愛娘が殺害され、刑事となっショーン(ケヴィン・ベーコン)が捜査にあたり……。
-Yahoo映画 あらすじより-

【感想:ネタバレ注意】
アカデミー賞の主要2部門受賞したクリント・イーストウッド監督作。
かなり重い話で見終わった後にグッタリしてしまった。でも観てよかったな。
クリント・イーストウッドの作品は結構暴力的な表現が多く出てきますが、不思議と下品さを感じないんですよね。どこか真摯というか、問題に正面から向き合っている感じが好きです。
グサッと心に刺さる台詞がいっぱいありましたが、中でも「最後にベイブを見たのはいつだ」というショーンに「25年前、車に乗せられて行ってしまったよ」とジミーが答える所は良かったな。
後、一瞬しか出てこないんだけどベイブを攫っていった二人の内、
喋らなかった初老の紳士の表情が凄く印象に残った。
子供を誘拐して虐待しようという時に人間はあんな顔が出来るものなのか。
あれは夢に出るくらい怖かった。