映画 「ミスト」 感想

ミスト コレクターズ・エディション [DVD]
【あらすじ】
ガラス窓を破るほどの嵐の翌日、スーパーへ買い出しに出掛けたデヴィッド(トーマス・ジェーン)。軍人やパトカーが慌ただしく街を往来し、あっという間に店の外は濃い霧に覆われた。設備点検のために外に出た店員のジム(ウィリアム・サドラー)が不気味な物体に襲われると、店内の人々は次第に理性を失いはじめ……。
-Yahoo映画 あらすじより-

【感想:ネタバレ注意】
ラストが衝撃的な映画として有名な今作。
ネット上では結構ネタ映画っぽい扱いを受けているようだが、個人的にはかなり良かった。後味は確かに悪いのだが、ここまで徹底してやられたら天晴と拍手を贈るしかない。
とにかく忘れっぽい私だが、今作のラストは流石に忘れることは無いだろう。
展開としてはちょっとB級ホラーっぽいチープさもあるのだが、最後まで緊張感をもって観られた。
狂信的なキリスト教徒のおばさんを醜いものとして描きつつも、最後キリスト教的には罪とされるある行為を行った主人公たちに罰が下されるのはなんとも皮肉である。
後、個人的に後味が悪いなと思ったのは隣人の弁護士ブレントが結局生死不明で終わったこと。重要人物ぽかったのでいつ再登場するか身構えていたけどまさかあのままとは。